東京都国分寺市の東元町あたりは、入り組んだ路地や蔵が並ぶ、昔ながらの町並みが広がっています。ノスタルジックな空気を感じます。
国分寺街道という大通りから、一本入り込むと、とっても素敵な散策路があるんです( *´艸`)
『お鷹の道(おたかのみち)』です。昔、この辺りを治めていたお殿様が「鷹狩り」に使っていた道だから”お鷹の道”と呼ばれるようになりました。
清流に沿って、心地よい散策路がずーっと続いています。清々しい気分になります。
白いお花がキレイに咲いていましたよ!
ホタル!夏はよく舞うみたい。ホタルの名所のようです。
整備された遊歩道なので案内板がいたるところに。これなら迷わない。
『真姿の池 湧水群』と書かれた案内板が指すのは、お鷹の道から外れる方向。
案内板に沿って進むと、清流?小川?にはお野菜が!
そのまま売られていました( *´艸`)
昔ながらなんでしょうけど、とっても新鮮な気分。
川の水はキレイすぎ。子供たちが遊んでいました。いいなぁ(*’▽’)羨ましい。
ここがパワースポット!
鳥居が現れます。ここが『真姿の池』です。
橋の奥にはお社が。この池にはこんな言い伝えがあります。
その昔、『玉造小町(たまづくりのこまち)』というそれはそれは美しい女性がいました。小町は重い病気に苦しんでいたのですが、ある日、「池で身を清めてごらん」という天の声を聞きました。そこで小町はこの池で体を洗うと、みるみる良くなって、やがて病気が治ってしまった。 感激(≧▽≦)
小さな池になっています。
真姿の池から、さらに散策路が小山の上に向かって続いています。途中には鳥居も見えますね。
「雑木林のみち」というちょっとした遊歩道。軽い運動になりそう。
再び、お鷹の道まで戻ってきました。
途中、ひときわ賑わっている場所が見えてきます。ここは林の中にあるような心地よい空間の「おたカフェ」です。オープンテラスにはのどかで優雅なティータイムを楽しむ人々が。
少し歩くと、ここは「武蔵国分寺跡」という広場が見えてきます。たしか歴史の教科書で、奈良時代に天皇が仏教の力で国を治めようと、全国に国分寺というお寺を作った!って習いました。ここがそれ!ここ武蔵国分寺は、全国で作られた国分寺、国分尼寺の中で最大規模を誇っていたそうなんです。要するに一番大きな国分寺ってことですね。
今は、建物などはなく、広い芝生の公園に、昔の楼閣の基礎部分だけが史跡として残っています。
ボランティアのガイドさんが国分寺跡のことを案内してくれています。
国分寺跡という碑
昔、こんな建物が建っていたんですよという案内版。
ここに、国家を挙げての祈りの場があったんですね。多くの人々が安らぎや安泰を求めてお参りに来たんでしょう。遠い昔に想いを馳せます。
↓出土した瓦で、復元された遺構。
↓楼閣を支える柱が乗っていた基礎石。均等に配置されています。
立派な講堂もあったんです。
次は、再建された「武蔵国分寺」参りに向かいます。
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