京都で1位2位を争う人気観光地と言えば、『伏見稲荷大社』ですよね。どこまでも続く鮮やかな千本鳥居が有名です。“そうだ、、、京都行こう”のCMでもお馴染みで、すっかり京都=千本鳥居というイメージが定着しています。
そんなわけで、行ってまいりました! the京都、伏見稲荷大社!
↓『京都駅』からJR奈良線に乗り換えて2駅目(約5分)で『稲荷駅』に到着します。
↓さてこの日も夏の行楽日とあって、駅も大混雑でした!特に外国から観光にいらっしゃった方が目立ちましたね。様々な国の言葉が飛び交っていました。
駅を降りて目の前に大きな朱色の鳥居が立っていて、この駅は、まさに伏見稲荷大社のために作られた駅なんだなぁと感じさせます。
↓駅を出るとパッと視界に飛び込んでくる鮮やかな朱色の大鳥居。この暑さと相まって、観光客のみなさんも、かなりハイテンションでした。
↓大鳥居、社名石碑と並ぶように神様の使い(使徒)である狐の像も出迎えてくれます。伏見稲荷大社の境内には実に沢山の狐が祀られているのですが、それぞれ特徴があって、何かしらを口にくわえているんですよ。
↓こちらの狐は一瞬、油揚げ?落花生?と思ったのですが、答えは『稲穂』!お稲荷様が五穀豊穣の神様だから稲穂なんですね。
↓尻尾の先っちょにも金色に輝く“魔法のランプ”のようなものが乗っています。これは長く生きた狐が持つという霊魂(珠玉と言うそうです)で、死後もこの世に残って、手にした人はどんな願いも叶うのだとか!ありがた~いモノなのです。
『伏見稲荷大社』は京都市街の中心部(京都市伏見区)に鎮座し、創建は711年。約1300年もの長い長い歴史
がある神社です。全国には約3万社もの『稲荷神社』があるとされていますが、ここはその3万社の総本社にあ
たる神社です。稲荷神社は通称「お稲荷さん」とも呼ばれ私達にとって、最も身近な神様です。
一の鳥居から二の鳥居まで長い参道が伸びていきます。
参道左手の末社群(左から熊野社、藤尾社、霊魂社)
二の鳥居と楼門、手水舎が一望できます。
手水舎の様子です。大変立派な造りですね。
色鮮やかな楼門。夏の吸い込まれそうな青空とのコントラストがいいですねぇ( ´艸`)
楼門前の狐。それぞれ「鍵」と「玉」をくわえています。
実はこれ、江戸時代に、花火が打ちあがるときに「玉屋~っ!鍵屋~つ!」と掛け声を掛ける起源になったそうですよ。
玉(宝珠)は願い事を叶える力を持ち、鍵はその力を発動するための道具とされ、共に縁起が良いものとされているんですね。
楼門をくぐると、すぐ目の前に『外拝殿』、その奥に『内拝殿』が建っています。早速お参りをしに行きましょう!
↓『内拝殿』の様子です。早速お参りにまいりましょう。
内拝殿裏手の『神楽殿』
奉納されたたくさんのミニ鳥居。
外国語で書かれたものもたくさんの見かけましたよ!
参拝を終え、ご朱印を頂きました。
千本鳥居と奥社
さて、ここから千本鳥居、奥社奉拝所方面へと向かいます。
見えてきました、千本鳥居!圧巻のど迫力です。どこまでも続いています。
千本鳥居とはその名が示す通り、何本もの鳥居が短い間隔で連なって立てられている参道です。何とも言えない幻想的な景観を作り上げています。
千本鳥居は途中で左右に分かれて伸びています。右側通行というルールになっています。
日本の方も、海外の方も、写真を撮ったり、瞑想したり、パワーを全身に感じたりと、思い思いの時間を楽しんでいます。
すべて企業や個人が奉納したものなんですね。
奥社奉拝所(通称:奥の院)に辿り着きました。
手水舎の様子です。
伏見稲荷大社は、「稲荷山」と呼ばれる山そのものを「御神体」として祀っています。境内も麓から山頂まで、社や祠が建てられています。奥社奉拝所より先は、「お山巡り」と呼ばれ「稲荷山」を歩くことになります。往復2時間のわりと“しっかりとした登山”といった感じで、気温と体力を考えて残念ながら、今回は見合わせるという結論に至りました(>_<)。
物凄い数の祠や鳥居、神石など見どころやパワースポットが満載なので、今度は涼しい季節にお邪魔したいと思います。
奉拝所の裏手には御神体となる『稲荷山』の遥拝所。
雛段の上には注連縄に巻かれた神岩が見えます。
二柱の石灯篭の上に“まん丸の石”がうやうやしく据え置かれています。これは『おもかる石』という石で、持
ち上げる前に重さを想像して、実際に持ち上げた際に想像より軽ければ願いが叶うと言われています。
私は持ち上げた際に思わず『重っ!!』と声を出してしまいました( ´艸`)
『願掛けの絵狐』キツネの顔がカワイイ願い絵馬がたくさん。みなさん思い思いの顔を書き込んでいますね。
奥社の御朱印も頂きました。こちらは書き置きのみの御領布でした。
伏見稲荷大社の境内で見かけたその他の狛犬(獅子)やキツネ達を紹介します。
↓こちらは当社ないでは少数派の狛犬(獅子)です。
↓稲穂を咥えています。
後姿が美しいですね。はるか遠くを見つめています。
『東丸神社』
『伏見稲荷大社』(稲荷山山中)には、たくさんの摂社や末社が鎮座しているのですが、ここ『東丸神社』は、同じ場所にありながら、まったく独立したひとつの神社です。東丸と書いて ”あずまろ” と読みます!うどんスープで有名な ”ひがしまる” じゃないんですよ( *´艸`)
学問の神様として江戸時代の学者『荷田春満(かだのあずままろ)』を祀っています。明治時代に創建されました。
お百度参りが100回お参りするのに対して、年齢の数だけお参りするのが ”としまいり” です。「としまいりの石」があります。
学問の神様ですから、御利益は学問成就、合格祈願などです。
3面の壁、すべてに、数えられないくらいの絵馬と千羽鶴が奉納されています。どれだけの祈りと願いがこの空間に集まっているのかと思うと、胸が熱くなりますね・・・
↓手水鉢の様子です。すべて朱色の鮮やかな造りです。
↓拝殿です。
試験日当日にご祈祷を受けられるんですね!これは凄い!
おまけ
あ”ぁ暑い~、、、吸い込まれ様に入った甘味屋さんにて宇治抹茶金時withミルク。至福の時(*’▽’)
仲見世通りもとても賑わっています。
伏見稲荷=稲荷寿司!関西の稲荷寿司は三角形なのですよ!関東は(俵型)
お土産屋さんの軒先に並ぶガチャもキツネにまつわるものでいっぱい!夢中になって回し続ける外国人さんもいました。So cute!!
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日本の神話について分かりやすく解説しています。
凛の『教えて♡神様、仏様!トリビア♪』を見る。
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