[Lico] 謎の石燈籠『おしゃもじさま』が見守る『高山稲荷神社』(東京都品川区)

JRと京浜急行(京急)が乗り入れる、1日の乗降客数30万人超の世界有数の巨大なターミナル駅である『品川駅』。

『高輪口』から一歩外に出れば、そこは『第一京浜(国道15号線)』沿いに、シティホテルや商業施設が立ち並ぶ、日本のビジネスの中心地が広がっています。

そんな巨大な駅の、まさに目の前!辺りを包む都会の喧騒のなか、1か所だけ、ポツンと静寂に包まれた『高山稲荷神社』がひっそりと鎮座しています。その動と静のコントラストが何とも不思議な雰囲気を漂わせています。

※鳥居だけは東日本大震災以降に新しく作り直されたもので、周囲の景色から少しだけ “浮いて” 見えますね。

とても小さな神社で、社務所や神職はいらっしゃらないため、地元の氏子さんたちが維持管理をしてくださっているんですって。

↓『子取りの獅子』と『玉取りの狛犬』です。

もの凄く細かい『気付き』なのですが・・・獅子が ”鋭い爪” なのに対して・・・

狛犬は ”蹄(ひづめ)” なんですね!この『違い』とても重要な気がします。

↓こちらが『手水舎』です。

↓手水鉢と龍神

↓『おしゃもじさま』と呼ばれる石燈篭。

『縁結び』の御利益があるとされているんですが、由来や縁起は詳しく伝わっていないんだそうです。一説にはキリシタン信仰から来たものではないか?とも言われています。

↓こちらが、ご本殿となります。

『高山稲荷神社』の主祭神『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』いわゆる『お稲荷様』です。

京都・『伏見稲荷』の御分霊をいただき、500年以上も前(室町時代)に創建された歴史ある神社です。

↓レトロな感じがする赤い ”おみくじマシーン” が設置されていました。もともとは初穂料(コイン)を投入すると機械式でおみくじが出てくる仕掛けだったらしいのですが・・・今はお金を入れるだけの箱(ただの貯金箱?)で、おみくじ自体は隣の木箱から拝領します( ´艸`)

↓至ってノーマルな感じのおみくじでした。

こちらの神社は神職の方がいらっしゃらないので、御朱印等は頂くことはできませんでした。

さて、『高山稲荷神社』の鎮座するこの地は ”東京のど真ん中” というお土地柄。様々な古文書や当時の図画が数多く残されています。

ちょっと ”昔散歩” をしてみましょう♪

『高山稲荷神社』は、もともとは海の見渡せる “高い山(丘)” の上に鎮座していたのが社名の “高山” の由来だと伝えられています。その後、明治時代になって、この地に移されたそうです。

『江戸名所図会』にその当時の神社の姿が描かれています。

『江戸名所図会:高山稲荷社』

そして江戸時代、現在の品川駅周辺は目の前まで海が広がる港街でした。こちらの様子も『江戸名所図会:品川駅』に残されています。現在の大都会で、内陸地というイメージからは想像もつかないです。

『江戸名所図会:品川駅』

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日本の神話について分かりやすく解説しています。

凛の『教えて♡神様、仏様!トリビア♪』を見る。

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