[Lico] 宝くじを当てたいなら、ここ!『聖神社』(埼玉県秩父市)

いきなりですが、日本初の貨幣は何と呼ばれているか、みなさんご存知ですか?
はい!『富本銭(ふほんせん)』ですよね。学校で習いました。
ところが、ほんの何十年か前まで学校では、日本最古のお金は『和同開珎(わどうかいちん)』と教えられていた時期があったそうです。(※奈良県の飛鳥池遺跡から『富本銭』が発見される前までの話)

今日は、そんな日本のお金(貨幣)の誕生に関わる土地、秩父を旅してきました。

市街地から車で20分ほど走った「黒谷地区」は日本で最初の天然銅『ニギアカガネ』の採掘地です。その銅を使って作った(日本で初めてとされていた)お金が『和同開珎』でした。以来、人々は、この有難い ”資源” を銭神様として祀り『聖(ひじり)神社』を建てて信仰しているのです。

『聖神社』が鎮座している、この地域は “貨幣発祥の地” などとも呼ばれています。
主祭神は「金山彦命」で、鉱山や鉱物などを司る、商売繁盛、金運向上の神様です。

社殿は小高い丘の上に建っていて、麓の駐車スペースから見上げると、とても目立つ「黄色の幟(のぼり)」がはためいています

鳥居を抜けた先にある手水舎です。

↓お作法案内

たくさんの絵馬がところ狭しと奉納されています。もう、どれもこれもお金、お金、お金にまつわる願掛けでびっしりです。中には「宝くじが当たりました」なんて言うお礼参りらしい絵馬もありました。(羨ましい!)

↓本殿脇に鎮座する境内社『和同出雲神社』には、「大国主(大黒天)」が祀られています。

向拝には金の「打ち出の小槌」があり、皆さん手に取って自分に振り降ろしてみたり、擦ってみたりしていました。

↓本殿正面には大きな『和同開珎』と、趣のある狛犬。

小さな敷地の神社ですが、けっこな参拝者が次から次へと訪れます。面白いことに参拝者が二拝、二拍手、一拝する、まさにその場所に(賽銭箱の置かれた『向拝』に)ところ狭しと御朱印帳やら、お守りやら、おみくじやらがディスプレイされているんです。さらに傍らでは御朱印を書く宮司さんまでもが、小机の上で筆を走らせていて、“拝む人、選ぶ人、くじを引く人、書く人に、それを待つ人”で「ごった煮」状態でした(笑) (ただ皆さん楽しそうでしたので、微笑ましい光景でした)

↓頒布しているものすべてキンキラキン!

金運アップ間違い無し!といったオーラがガンガン放たれた御朱印帳ですね。

当然、おみくじも・・・まるで ”金のつかみ取り” の箱の中に手を突っ込む時のようなドキドキ感! 大大吉有り!だそうです。

読み終わったおみくじは、何故か皆さん、石灯籠の灯穴の中に奉納しています。示し合わせたように、何人もの奉納者のおみくじを組み上げて『人形』に!こんなのが至る所にありましたよ。金運アップを目指して集まった見知らぬ人達の共同作業・・・。

↓神教みくじ

ちなみに、よくムカデのモチーフを見かけるのですが、太古の昔、お金ねのことを“おあし”と呼んでいた時代があって、ムカデは足がいっぱいあることから“お足には困らない”という意味もあるそうです。また、この地で採れた銅を使って、都にいる天皇(みかど)がムカデを象った銅の飾り、雄雌1対を、この神社に奉納し、今でも宝物庫に安置されていると言われています。

参拝を終え、御朱印を頂きました。(頒布して頂いた「銭神守り」と共に)

さて、聖神社は“和銅山”という山の麓に鎮座しているのですが、この和銅山の中腹に、『ニギアカガネ』つまり銅の採掘場跡地があるんです。

のんびり坂道を上り、うっそうとした雑木林を歩くこと15分、巨大な和同開珎のモニュメントが建っています。

訪れていた家族連れの中には、和同開珎の穴に向けて賽銭を放り投げて、上手く穴を通って向こう側に落ちれば、“何か良いことがある”みたいな儀式をやっていました。

そして、脇を流れる自然の小川で、お金を洗えば、金運がアップすると言われています。(実際、土屋太鳳ちゃんがロケで訪れた際に洗っていました)、この水が麓の聖神社まで流れていて『銭洗堀』と呼ばれているんです。

さっそく洗ってみました。季節的にも、指先の感覚が無くなるくらい冷たい水でした(笑)

それにしても、こんな人里離れた、山奥の“森の中”でよくも銅の鉱石を見つけ出したもんだなぁ!と関心していると、その秘密の一端が、観光案内板に記してありました。

どうやら、銅が産出される土地にだけ育つ『花筏(はないかだ)』(※筏草とも)という植物を探せば、そこに銅がある!という嘘か本当か分からな説明。

「よーし、大陸(中国)の ”お金” に倣って我が国も、国産の銅でお金を造るぞ!」という天皇の号令が出て、日本全国で花筏を探してまわったんでしょうね。太古のロマン♪

原文まま:「羊太夫の伝説」
不思議な羽を持つ家来の助けで、空飛ぶ鳥より速く黒谷の和銅を奈良まで毎日送り続けた男の話

奈良は当時の都で、ここからはるか500kmも彼方。それを毎日、重たい銅を届けるなんて・・・不思議な伝説です。

→関東屈指のパワースポット!
『三峯神社 参拝』

子育ての虎とつなぎの龍『秩父神社』

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日本の神話について分かりやすく解説しています。

凛の『教えて♡神様、仏様!トリビア♪』を見る。

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