こんにちは、凜です。
今回は、ひと言で神様と言っても、実にたくさんの種類の神様がいらっしゃるんだよ!という話です。
神社にいらっしゃる、いろんな神様
神社は神様をお祀りするところです。そして、それぞれの神社に「ご由緒」があり、「お祀りする神様」がいらっしゃいます。
では神社には、いったいどのような神様がいらっしゃるのでしょうか。神社の『ご祭神』は“大きく4つ”に分けることができます。
1つは古事記や日本書紀に現されるような『日本神話』に由来する神々です。伊耶那岐・伊耶那美などの天地開闢、国生みの神から、神武東征に至るまでの、いわゆる『神代』に活躍した八百万の神たちを指します。
2つ目は、仏教や陰陽道(道教)など諸外国から入ってきた神々です。
十二天将や鍾馗様、白虎や青竜、朱雀のほか、風神や雷神、神仏習合で日本古来の神々と結びついた七福神などがあります。
3つ目は、民間信仰、地域信仰から神格化された神々です。
お天道様、天女、道祖神、貧乏神や疫病神、座敷童、鬼や河童、天狗、狐や狸など、日本古来の精霊や妖怪、もののけなど神として崇められたものがたくさんあります。
そして最後の4つ目は『人神』や『現人神』と呼ばれる、偉大な人物が神格化され、信仰の対象となった神々です。歴代天皇や貴族のほか、陰陽師などの呪術者、戦国武将や大名、文人、歌人、学者、近代の軍人など、身分や時代も多種多様です。
好きな神様を見つけよう!
人にはそれぞれ、相性の合う神様、神社があると言われています。
何となく落ち着く神社だなぁ、何だか元気が出てくるなぁ、お参りしたら良いことあったよ!などなど。
これはきっとお祀りされている神様とあなたの相性が良いのかもしれません。
では、みなさんにとって、どの神様(神社)となら相性が良いと言えるのでしょうか?
これはもう“訪れた際のフィーリングだよ”というしかありませんが、お邪魔する神社が、いつ頃から、どの様な経緯で、どんな神様をお祀りしているのか? “目に見える”「社殿」や「鳥居」などの建造物、「ご神体」だけでなく、こういったバックグラウンドを知ることで、参拝がもっと楽しく、もっと身近に感じられるはずです。
ちなみに私は『宗像三女神(タギリ姫・タギツ姫・イチキシマ姫)』と『木花開耶姫』が大好きです!
“神様を身近に感じられること”
これこそが相性が良いということではないでしょうか。
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日本の神話について分かりやすく解説しています。
凛の『教えて♡神様、仏様!トリビア♪』を見る。
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