「東急世田谷線」には可愛らしい招き猫のラッピング電車が走っています。つり革まで招き猫( *´艸`)
東京都世田谷区にある「宮の坂駅」を降りて100mほど歩くと、心地よく整備された境外参道が真っ直ぐ伸びていきます。
その先に、豪徳寺の「山門」が現れます。
境内に入ると、何やら立派な香炉が。青と赤のもみじとお仏殿。いい写真が取れました(*”▽”)
狛犬と金の毬
豪徳寺の寺紋は『丸に橘(まるにたちばな)』 彦根の井伊家の橘紋です。ここ豪徳寺は江戸時代初期に井伊家の菩提寺に取り立てられて以来、井伊家ゆかりのお寺さんです。井伊家と言えば、桜田門外の変の「井伊直弼(いいなおすけ)」や柴咲コウさんが主演したドラマの女城主「直虎」で有名ですよね。また彦根と言えばゆるキャラ「ひこにゃん」ですね。足元では小さな鬼?が3体で大きな香炉を支えています。
三重の塔も立派ですね。
仏殿です。
豪徳寺では、お賽銭箱は外ではなく殿内に置かれていて、小窓からお賽銭を挙げるんです。投じるとチャリーンという小気味のいい音が堂内に響きます。
絵馬がたくさん収められています。
全部、招き猫がモチーフになっています。外国人の参拝者も多く、外国語もチラホラ目に入ります。
この門を潜れば、有名な招福殿があるんです。
↓こちらが『招福殿』
「招福観音」のちょちん
招福猫児(招き猫)と絵馬、お札。
特大サイズ(尺)から1~2センチの小さいものまで、たくさんの大きさがあるんです。
ここが見どころ!
お堂の裏手が招き猫の『奉納所』になっています。
たくさんの可愛らしい、白い『招福猫児(まねきねこ)』が整然と並べられています。
幸運を招いてくれた猫ちゃん達を皆さん持ち寄って並べているんです。1年に1回、1月にご供養するので、12月くらいが一番数が多くなるんですって。もっとびっしり並ぶんですね。
前も後ろも猫ちゃんだらけ。しかも白で統一感があり、美しいです。あまりの数の多さに圧倒されます。外国の方にもすごく人気があるみたい。
ちょっとうんちく話を。
ここは招き猫発祥の寺と言われています。その昔、この地に鷹狩りにきていた井伊のお殿様。小さく、ボロボロのお寺の門を通りかかると「白い猫」が手招きしているように見えました。惹かれて立ち寄ると、ちょうど激しい雷雨が。難を免れたお殿様は大いに喜び、それ以来うんぬんかんぬん という伝承があるんです。(*^-^*)ほっこり
『大谿山(だいけいざん)』は豪徳寺の山号です。
↓こちらが『本堂』です。
↓本堂の『扁額(へんがく)』・・・扁額って看板(額縁)みたいなもので、寺社名やスローガン的な志が掛かれています。
受付です。朱印もここで受け付けてくれます。
受付内で販売されています。
参拝を終え、御朱印を頂きました。
境内の奥には、井伊直弼(なおすけ)をはじめ、井伊家先祖代々のお墓が整然と並んでいます。これは都の史跡碑です。
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