沖縄本島から、さらに南西に290km。台湾と沖縄本島とのちょうど中間地点に宮古列島『宮古島』『伊良部島』が浮かんでいる。宮古列島はその全ての島がサンゴ礁が隆起してできている。6000を超える日本の島の中で、18番目の大きさの島であるにも関わらず、川や山が無いのは非常に珍しい。生活水は豊富な地下水で賄われている。
↓今回は「那覇空港」から「宮古空港」を目指すが、羽田や関空からも直行便がバンバン出ているので、アクセスは驚くほど良い。ただし空路しかアクセス手段がないので、飛行機嫌いの方は残念ながら訪れることができない島である。
↓「宮古空港」に着くと、大きなシーサーが出迎えてくれる。実は、このシーサー「あたらかシーサー」と呼ばれていて、「貝殻」で作られている。
これは、沖縄方面に来た際の、ルーティーンと言っても良いだろう。これがないと始まらないのだ。
「伊良部島(いらぶじま)」と連絡する「伊良部大橋」が遠くに見える。
『下地島(しもじしま)』は伊良部島の真隣にある飛行場のある島である。
両島の間は僅か数十メートルしかなく5つの橋で連絡していて、ほぼ地続きと言っても良いほど近い。
島の西岸に『帯岩』と呼ばれる岩がある。
岩の中央が帯にしめられているようにへこんでいることから『帯岩』。
津波でここまで打ち上げられたと言い伝えられているが、この巨岩が運ばれてきたのかと感じてしまうほどの巨岩だ。岩と地面は当然くっついていない。
宮古島と伊良部島を結ぶ、全長3.5kmの日本一長い橋。
中央の流線形(波型)のアーチが美しく、この橋の特徴でもある。
非常に透明度の高い海。
東シナ海が眼前に広がります。
↓「東平安名崎灯台」
↓「東平安名崎」ポツンポツンと置いたような丸い石群が不思議な景観を作っています。
「宮古方言」で書かれた交通標語。宮古方言は、『ウチナーグチ(沖縄地方の方言)』の中でも特に独特な言葉。翻訳しないと、ほぼ意味は通じないレベルである。
「宮古空港」は鮮やかな赤瓦が特徴。入口側だけでなく、搭乗口側も瓦ぶきと言うのは本当に珍しい。
『アリモドキゾウムシ』の拡大模型。久留米島で根絶されたとのこと。特殊病害虫に指定されていて、サツマイモ等が大被害を受ける厄介者だ。離島では種の持ち込みや持ち出しは厳重に管理されなければ生態系が崩壊してしまう。